ふるさと納税で最も避けなければならないのが、自分の「控除上限額」を超えて寄付をしてしまうことです。上限額を超えた分は、単なる自己負担(純粋な寄付)になってしまいます。今回は、自分の限度額の正しい計算方法と、シミュレーションツールの使い方を解説します。
限度額を決定する主な要因
控除上限額は、その年の「総所得金額(年収)」と「家族構成(配偶者や子供の扶養状況)」によって決まります。
- 年収が多いほど: 上限額は高くなります。
- 扶養家族が多いほど: 各種控除が適用されるため、ふるさと納税の上限額は低くなります。
効率的な上限額の計算手順
1. 源泉徴収票を用意する
会社員の方は、毎年12月頃に配られる源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」や「所得控除の額の合計額」を確認します。
2. ポータルサイトのシミュレーターを使う
各ふるさと納税サイトには、年収と家族構成を入れるだけの「簡易シミュレーター」と、源泉徴収票の詳細数値を入力する「詳細シミュレーター」があります。正確性を期すために詳細シミュレーターを使いましょう。
上限額ギリギリを攻める際の注意点
医療費控除や、新規の住宅ローン控除をその年に受ける場合、シミュレーション結果よりも上限額が下がることがあります。これらを併用する場合は少し余裕を持った金額で寄付を留めましょう。

